GW2027 四国――香川・徳島・愛媛・高知の四国4県は、道後温泉や松山城、祖谷渓や大歩危、栗林公園に鳴門の渦潮、桂浜や四万十川まで、山と海と温泉を一度の旅で味わえる変化に富んだ旅先です。2027年のゴールデンウィークは4月29日(木・昭和の日)から始まり、5月1日(土)から5月5日(水・こどもの日)までが5連休。有給を上手に使えば7連休も狙え、四国をゆったり周遊する絶好のチャンスになります。

この記事では、四国4県それぞれの定番の見どころとグルメを整理したうえで、しまなみ海道サイクリングの楽しみ方、3泊4日と7連休のモデルプラン、そしてGW期間の混雑と移動のコツまで、初めての四国旅行でも計画しやすいようにまとめました。連休全体の日程はGW2027カレンダー|有給1日で7連休を、昨年の傾向はGW2026の四国旅行ガイドもあわせてご覧ください。

2027年GWの日程と四国旅行の全体像

四国旅行の計画は、まず2027年ゴールデンウィークの日程を正確に押さえることから始まります。連休の日数を勘違いすると、飛行機や特急、宿の予約で出遅れてしまい、希望のプランが組めなくなりがちです。ここでは2027年GWの暦と、四国という旅先ならではの全体像を先に確認しておきましょう。

2027年のGWは、飛び石の並びが特徴です。4月29日(木・昭和の日)と4月30日(金)を経て、5月1日(土)から5月5日(水・こどもの日)までが5連休となります。まずは下の表で日ごとの区分を確認してください。

日付 曜日 区分
4月29日 木 昭和の日
4月30日 金 平日
5月1日 土 土曜
5月2日 日 日曜
5月3日 月 憲法記念日
5月4日 火 みどりの日
5月5日 水 こどもの日
5月6日 木 平日

4月30日(金)に有給を1日取れば、4月29日(木)から5月5日(水)までの7連休が完成します。5月6日(木)は平日で振替休日はないため、四国を広く周遊したい人はこの7連休を軸に計画を立てるのがおすすめです。四国は本州から橋や海を渡って向かうため、移動に時間がかかる分、日数に余裕があるほど満足度が上がります。

本州から四国へのアクセス

四国へのアクセスは、出発地によって最適な手段が大きく変わります。飛行機なら香川(高松)・愛媛(松山)・徳島・高知の各空港が入口となり、車や高速バスなら明石海峡大橋から鳴門へ、あるいは瀬戸大橋やしまなみ海道を渡って入るルートが定番です。GW期間は橋の前後で渋滞が発生しやすいため、時間帯を工夫すると移動が楽になります。

ルート 主な交通手段 特徴
東京方面から 飛行機(高松・松山・徳島・高知) 最速、早割の確保が鍵
関西方面から 高速バス・車(明石海峡大橋〜鳴門) 本数が多く柔軟
岡山方面から JR瀬戸大橋線(快速マリンライナー) 香川へ短時間で入れる
広島・尾道方面から しまなみ海道(車・自転車) 愛媛へ絶景ルート

移動時間を短くしたいなら空路、費用を抑えて自由に動きたいなら車や高速バスが向いています。四国内は鉄道の本数が限られる区間もあるため、複数県をまたぐ周遊ではレンタカーが活躍します。ただしGWのレンタカーは品薄になりやすいので、早めの予約を心がけましょう。空港でレンタカーを借りて周遊し、帰りは別の空港で乗り捨てる組み方も便利で、四国内の移動を大きく効率化できます。橋を渡る車移動は連休の午前中に集中しやすいため、渋滞を避けたい人は入県のタイミングを少し早めるとスムーズです。

【香川・徳島】讃岐うどん・栗林公園・鳴門の渦潮・祖谷渓

四国の東の玄関口にあたる香川・徳島は、本州から橋を渡って最初に入りやすいエリアです。香川は「うどん県」として知られ、名園の栗林公園や金刀比羅宮など見どころがコンパクトに集まります。徳島は祖谷渓や大歩危・小歩危の渓谷美、そして鳴門海峡の渦潮といったダイナミックな自然が魅力で、連休前半にテンポよく巡りやすいエリアです。

まずは香川・徳島の代表的なスポットを整理します。街歩き・名園・秘境・海の絶景と、性格の異なる見どころが近い距離に並んでいるのがこのエリアの強みです。

スポット エリア 見どころ
栗林公園 高松(香川) 特別名勝の回遊式庭園、新緑が美しい
金刀比羅宮 琴平(香川) 長い石段の先に立つ古社
鳴門の渦潮 鳴門(徳島) 渦潮、観潮船・渦の道からの眺め
祖谷渓・かずら橋 三好(徳島) 秘境の渓谷とスリルある吊り橋
大歩危・小歩危 三好(徳島) 吉野川の渓谷美、遊覧船

鳴門の渦潮は、大潮の前後に大きな渦が現れやすいものの、見頃となる時刻は日によって変わります。訪れる日の見頃時刻は、必ず観潮船や渦の道の公式サイトが公開する潮見表で確認してから予定を組みましょう。祖谷渓のかずら橋や大歩危の渓谷は山あいにあり、鳴門とは離れているため、1日で両方を回る場合は移動時間を厚めに見ておくと安心です。

The Naruto whirlpools swirling in the strait between Tokushima and Awaji Island on a bright spring d

【愛媛】道後温泉・松山城としまなみ海道サイクリング

愛媛は、日本最古クラスの湯として親しまれる道後温泉と、現存天守を持つ松山城を擁する四国屈指の観光県です。県都・松山は路面電車が走る城下町で、温泉とお城、街歩きを一度に楽しめます。さらに広島県尾道と愛媛県今治を結ぶしまなみ海道は、サイクリストの聖地として国内外に知られ、GW旅行の目玉になります。

道後温泉と松山城

松山の旅は、道後温泉での湯浴みと松山城の天守めぐりが二本柱です。道後温泉本館はレトロな共同浴場の趣で知られ、周辺には別館の湯屋や商店街が広がります。松山城は市街地を見下ろす城山にあり、リフトやロープウェイで気軽に登れるのも魅力です。

スポット 見どころ メモ
道後温泉本館 重要文化財の共同浴場 混雑時は入浴の待ち時間あり
飛鳥乃湯泉(別館) 新しい湯屋 道後の湯を気軽に楽しめる
松山城 現存天守、城山の新緑 リフト・ロープウェイで登城
坂の上の雲ミュージアム 松山ゆかりの近代史 街歩きの合間に

GW期間の道後温泉本館は入浴の待ち時間が長くなりやすいため、朝一番や夜遅めの時間帯を狙うと比較的ゆったり過ごせます。松山城とセットで巡るなら、朝に登城して午後から温泉、夜は商店街の食べ歩きという流れが動きやすい構成です。

しまなみ海道サイクリング

しまなみ海道は、瀬戸内海の島々と橋を自転車で渡っていく、世界的にも珍しい海上サイクリングルートです。全長を走破するのは健脚向けですが、レンタサイクルを使えば一部の島や橋だけを走る区間サイクリングも楽しめます。海の上を自転車で渡る爽快感は、四国旅行のハイライトになるはずです。

項目 内容
ルート 尾道〜今治(複数の島と橋を結ぶ)
手段 レンタサイクル、専用の自転車道
難易度 全走破は健脚向け、区間サイクリングも可
GWの注意 人気日はレンタサイクルの予約・乗り捨てが混雑

GWのしまなみ海道はサイクリストで大変にぎわい、レンタサイクルの貸出や乗り捨て拠点が混み合います。利用したい日が決まったら早めに予約し、走行日は風や天候も確認しておきましょう。体力に自信がない場合は、途中の島まで走って引き返す、あるいはバスと組み合わせるなど、無理のないプランがおすすめです。

【高知】桂浜・四万十川・太平洋の絶景

太平洋に大きく面した高知は、雄大な自然とおおらかな県民性で知られる県です。坂本龍馬像が立つ桂浜、日本最後の清流とも称される四万十川、そして澄んだ「仁淀ブルー」で名高い仁淀川など、水と海の景観が旅の主役になります。高知市の中心部では、ひろめ市場でカツオのたたきを味わう楽しみも待っています。

高知は東西に長く、市街地から四万十川までは距離があります。まずは主なスポットを押さえ、どこを中心に回るかを決めてから行程を組むと動きやすくなります。

スポット エリア 見どころ
桂浜 高知市 太平洋に面した弓状の浜と龍馬像
四万十川 四万十市・四万十町 沈下橋と清流、川下り体験
仁淀川 仁淀川町ほか 透明度の高い「仁淀ブルー」
ひろめ市場 高知市 食べ歩き、カツオのたたき
高知城 高知市 現存天守と城下町の散策

高知市内は桂浜・高知城・ひろめ市場が比較的近く、半日〜1日でまとめて楽しめます。一方、四万十川や仁淀川は市街地から離れているため、清流の景色をしっかり味わいたいなら別日を確保するのがおすすめです。沈下橋の上を歩いたり、川辺でのんびりしたりと、時間に余裕を持たせるほど高知らしさを感じられます。

A serene view of the Shimanto River in Kochi with a low submerged bridge (chinkabashi) crossing clea

四国グルメとGW2027四国モデルプラン

四国旅行のもう一つの主役がご当地グルメと、限られた日数で無駄なく巡るモデルプランです。県ごとに個性の際立つ味を組み込みながら、3泊4日と7連休の2パターンで四国の巡り方を提案します。日数と目的に合わせて、行きたいエリアを取捨選択していきましょう。

四国のご当地グルメ

四国は県ごとに名物がはっきり分かれており、食べ歩きだけでも旅の目的になります。香川の讃岐うどんをはじめ、徳島ラーメン、愛媛の鯛めし、高知のカツオのたたきなど、その土地でしか味わえない一皿が揃います。行程に合わせて、各県の名物を一つずつでも押さえておきたいところです。

県 名物 メモ
香川 讃岐うどん、骨付鳥 セルフ式うどん店巡りが定番
徳島 徳島ラーメン、すだち 濃いめのスープが特徴
愛媛 鯛めし、じゃこ天、みかん 宇和島と松山で味わい方が異なる
高知 カツオのたたき、皿鉢料理 ひろめ市場や居酒屋で

香川では、朝から営業するセルフ式のうどん店を数軒はしごする「うどん巡り」が旅の醍醐味です。ただしGW期間は人気店に行列ができやすく、駐車場も満車になりがちなので、開店直後の時間帯を狙うと待ち時間を抑えられます。徳島ラーメンや高知の皿鉢料理は夜の一杯にも合うため、宿泊地でその土地の味を楽しむ流れも組みやすいでしょう。愛媛の鯛めしは、松山では鯛の身をほぐして炊き込むタイプ、宇和島では新鮮な刺身をたれと生卵で味わうタイプと、同じ名前でも地域によって作り方が異なるのも面白いところです。旅の合間には、みかんを使ったスイーツやジュースなど、四国ならではの味覚も気軽に楽しめます。

3泊4日 定番周遊モデルプラン

3泊4日で四国4県すべてを回るのは移動が過密になりがちなので、香川・徳島・愛媛の3県に絞ると満足度が上がります。東の玄関口から入り、渓谷と渦潮を楽しんでから道後温泉でゆっくりする王道ルートです。最終日にしまなみ海道を絡めれば、締めくくりも印象的になります。

日 行程
Day1 高松着→栗林公園→讃岐うどん巡り→琴平泊
Day2 大歩危・祖谷渓のかずら橋→鳴門の渦潮(潮見表で時刻確認)→松山へ
Day3 松山城→道後温泉でゆっくり泊
Day4 しまなみ海道の区間サイクリング→今治から帰路

このプランは、山(祖谷渓)・海(鳴門)・温泉(道後)・海上サイクリング(しまなみ)と、四国の多彩な魅力をバランスよく詰め込んでいます。移動が長い2日目は早めに出発し、鳴門の渦潮は見頃時刻に合わせて予定を組むのがポイントです。時間が足りなければ、しまなみ海道は展望スポットのドライブに切り替えても十分楽しめます。

7連休 じっくり四国一周プラン

有給を1日足して7連休を確保できるなら、香川・徳島・高知・愛媛の四国4県をぐるりと一周するプランが現実的になります。移動に追われず、各県で1泊しながら清流や海の絶景をじっくり味わえるのが魅力です。一人でのんびり巡りたい方はGW2027ひとり旅も参考になります。

日 行程
Day1 高松着→栗林公園・讃岐うどん→琴平泊
Day2 鳴門の渦潮→徳島市→祖谷渓・大歩危泊
Day3 高知へ→高知城・ひろめ市場→桂浜泊
Day4 四万十川の沈下橋・仁淀川→愛媛の南予へ
Day5 松山城→道後温泉泊
Day6 しまなみ海道サイクリング(尾道方面へ)
Day7 予備日・買い物→帰路

7連休プランは日数に余裕があるぶん、天候や体調に合わせて予定を入れ替えやすいのが利点です。四万十川の川下りや仁淀川での川遊びなど、清流での体験を1つ加えると旅の密度がぐっと高まります。最終日を予備日にしておけば、渋滞や天候の乱れにも柔軟に対応できます。

GW2027四国の混雑回避と移動のコツ

GW期間の四国は、本州から橋を渡る車で高速道路が渋滞しやすく、人気の観光地や飲食店も混み合います。とはいえ、移動時間帯の工夫や早めの予約で、混雑のストレスは大きく減らせます。ここでは四国旅行ならではの回避術を整理します。

橋・グルメ・温泉・レンタカーなど、四国で混みやすい場面はある程度決まっています。次の表で、混雑ポイントと対策をまとめて確認しておきましょう。

場面 混みやすいポイント 対策
高速道路 明石海峡大橋・瀬戸大橋・しまなみ海道 早朝・夜間の移動、渋滞予測を確認
うどん・人気店 開店直後から行列 開店直後か中休み明けを狙う
道後温泉本館 入浴の待ち時間 朝一番か夜遅めに
レンタカー・レンタサイクル GWは品薄になりやすい 数か月前に予約
宿泊 松山・高松の中心部が先に埋まる 早期予約、少し離れた宿も検討

5月上旬の四国は、日中20〜25度前後まで上がる日が多く、屋外歩きに適した気候です。ただし山間部の祖谷渓や海沿いは朝晩冷えることがあるため、羽織るものを一枚用意しておくと安心です。イベント類は例年GW期間に開催されるものが多いものの、2027年の開催可否や日程は各主催者の公式情報で必ず確認してください。

予約のタイミングも混雑回避の要です。飛行機は早割の確保、宿やレンタカーは数か月前の予約が理想で、松山・高松など中心部の宿から先に埋まっていきます。迷っている間に第一希望が取れなくなることも多いので、日程が固まったら早めに動きましょう。

Cyclists riding across a long suspension bridge on the Shimanami Kaido cycling route over the calm b

よくある質問(FAQ)

最後に、GW2027の四国旅行を計画する際によく寄せられる疑問をまとめました。日程や周遊のコツ、予約のタイミングなど、旅の準備でつまずきやすいポイントを中心に取り上げています。計画づくりの仕上げにお役立てください。

Q. GW2027はいつからいつまで?四国は何連休で回れる?

A. 2027年のGWは4月29日(木・昭和の日)から始まり、5月1日(土)から5月5日(水・こどもの日)までが5連休です。4月30日(金)に有給を1日取れば、4月29日(木)から5月5日(水)までの7連休になります。四国4県をぐるりと一周したい場合は、この7連休を軸にすると移動に余裕が生まれます。

Q. 四国4県すべてを1回の旅で回れる?

A. 3泊4日では香川・徳島・愛媛の3県を中心に回るのが現実的で、高知まで含めるなら5泊以上の7連休プランがおすすめです。四国は移動距離が長いため、欲張りすぎず「東側(香川・徳島)」と「西側(愛媛・高知)」に分けて計画すると満足度が上がります。

Q. 鳴門の渦潮は必ず見られる?

A. 渦潮は大潮の前後に大きく発達しやすいものの、見頃となる時刻は日によって変わります。訪れる日の見頃時刻は、観潮船や渦の道の公式サイトが公開する潮見表で必ず事前に確認してから予定を組みましょう。

Q. しまなみ海道サイクリングは初心者でも楽しめる?

A. 全長を走破するのは健脚向けですが、レンタサイクルを使って一部の島や橋だけを走る区間サイクリングなら初心者でも楽しめます。GWは人気が高く、レンタサイクルや乗り捨てが混み合うため、早めの予約が安心です。

Q. GW中の四国旅行で予約はいつ動くべき?

A. 飛行機は早い時期からの確保が有利で、宿やレンタカー・レンタサイクルは数か月前には動き始めるのが理想です。松山・高松など中心部の宿から先に埋まるため、迷っている間に第一希望が取れないこともあります。早めの確保を心がけましょう。

まとめ

GW2027の四国旅行は、道後温泉や松山城、栗林公園に鳴門の渦潮、祖谷渓や桂浜、四万十川まで、山・海・温泉・グルメを一度に味わえるのが最大の魅力です。7連休を活かした四国一周や、香川・徳島・愛媛に絞ったゆったり旅など、日数と目的に合わせた計画づくりがカギになります。

旅の要点を最後に整理しておきます。日程と巡り方、混雑対策、確認しておきたい事項を押さえて、快適な四国旅行に役立ててください。

ポイント 内容
日程 5/1(土)〜5/5(水)が5連休、有給1日で7連休
東側 讃岐うどん・栗林公園・鳴門の渦潮・祖谷渓
西側 道後温泉・松山城・しまなみ海道・桂浜・四万十川
回避策 早朝移動・早期予約・時間帯の工夫
確認事項 鳴門の潮見表・イベント日程は公式で

他エリアと迷っている方はGW2027京都旅行プランやGW2027金沢旅行プランも参考になります。定番から秘境まで欲張れる四国は、連休を丸ごと使う価値のある旅先です。早めの計画と予約で、思い出に残るGW2027の四国旅行を実現してください。