「今年のGWは車で遠出したいけど、高速料金って結局いくらかかるんだろう…」。ゴールデンウィークにドライブ旅行を計画している方にとって、高速道路の料金は気になるポイントのひとつです。距離が長くなればなるほど料金もかさみ、往復で数万円になることも珍しくありません。

しかし、ETC割引制度をうまく活用すれば、高速料金を大幅に節約できる可能性があります。深夜割引で30%オフ、休日割引で30%オフなど、知っているかどうかで大きな差が出るのが高速料金の世界です。一方で、GW期間は休日割引が適用されない区間があるなど、普段とは異なるルールも存在します。

この記事では、2026年GWの高速料金の仕組みからETC割引の適用条件、主要ルートの料金目安、そして賢い節約テクニックまで幅広く解説します。GWの日程についてはGW2026カレンダーを、渋滞予測についてはGW渋滞予測もあわせてご確認ください。

目次
  1. 2026年GW期間と高速料金の基本
    1. GWカレンダーと料金区分の関係
    2. 高速道路料金の基本的な仕組み
  2. ETC割引制度を徹底解説
    1. 休日割引(30%OFF)
    2. 深夜割引(30%OFF)
    3. 平日朝夕割引(最大50%還元)
    4. GW期間に注意すべき割引の落とし穴
  3. 主要ルート別料金ガイド
    1. 東京発の主要ルート料金目安
    2. 大阪発の主要ルート料金目安
  4. SA・PA活用で快適&お得なドライブ
    1. サービスエリア・パーキングエリアの基本
    2. おすすめSA・PAの選び方
  5. 高速料金の節約テクニック7選
    1. テクニック1:深夜割引を最大活用する
    2. テクニック2:ETC2.0割載器を活用する
    3. テクニック3:ETCマイレージサービスに登録する
    4. テクニック4:出発日を平日にずらす
    5. テクニック5:ルートを工夫する
    6. テクニック6:乗り降りICを工夫する
    7. テクニック7:同乗者でガソリン代をシェアする
  6. 料金シミュレーションの活用法
    1. NEXCO公式「ドラぷら」の使い方
    2. スマートフォンアプリの活用
  7. 高速道路以外の移動手段とのコスト比較
    1. 車 vs 新幹線 vs 飛行機
    2. 高速バスという選択肢
  8. まとめ
  9. よくある質問(FAQ)
    1. Q. GW期間中、高速道路の休日割引は全区間で使えますか?
    2. Q. 深夜割引と休日割引は併用できますか?
    3. Q. ETCなしの現金支払いで割引は受けられますか?
    4. Q. GW中の4月30日と5月1日は平日割引が使えますか?
    5. Q. 料金を節約するために最もおすすめの方法は何ですか?

2026年GW期間と高速料金の基本

GWカレンダーと料金区分の関係

2026年のゴールデンウィークは4月29日(水・昭和の日)から5月6日(水・振替休日)までの8日間です。このうち、4月30日(木)と5月1日(金)は平日扱いとなるため、高速料金の割引区分が日によって異なります。有給休暇を2日取得すれば最大10連休になりますが、料金面では「平日」か「休日」かの区分が重要なポイントになります。

以下の表で、各日の料金区分を確認しておきましょう。高速道路のETC割引では、土日祝日と平日で適用される割引が異なるため、出発日や時間帯を選ぶ際の参考になります。

日付 曜日 祝日等 料金区分
4/29(水) 水曜日 昭和の日 休日扱い
4/30(木) 木曜日 平日 平日扱い
5/1(金) 金曜日 平日 平日扱い
5/2(土) 土曜日 土曜日 休日扱い
5/3(日) 日曜日 憲法記念日 休日扱い
5/4(月) 月曜日 みどりの日 休日扱い
5/5(火) 火曜日 こどもの日 休日扱い
5/6(水) 水曜日 振替休日 休日扱い

料金区分で注目すべきは、4月30日(木)と5月1日(金)の2日間が「平日扱い」になる点です。この2日間は休日割引が適用されませんが、代わりに平日朝夕割引が使えるなど、平日ならではのメリットもあります。出発日をいつにするかで料金が変わるため、事前にシミュレーションしておくことをおすすめします。

高速道路料金の基本的な仕組み

高速道路の通行料金は、一般的に「距離」と「車種」によって決まります。NEXCO各社(東日本・中日本・西日本)が管理する高速道路では、1kmあたりの単価に走行距離を掛けた金額が基本料金となります。ただし、これに加えてターミナルチャージ(利用1回あたりの固定料金)が加算される仕組みです。

普通車の場合、1kmあたりの料金単価はおおよそ24.6円(大都市近郊区間は29.52円)です。ここにターミナルチャージ150円が加わり、さらにETC割引や各種特例が適用されて最終的な料金が決まります。

高速道路の料金体系は、利用する道路や区間によっても異なります。以下の表で主な料金体系の違いを確認しておきましょう。

道路区分 料金の特徴
NEXCO高速道路 距離制(1kmあたり単価×距離) 東名、中央道、東北道など
大都市近郊区間 単価が割増(約1.2倍) 首都高周辺、阪神高速周辺
首都高速 距離制(ETC車)/定額(現金車) 首都高全線
阪神高速 距離制(ETC車)/定額(現金車) 阪神高速全線
本四高速 距離制+特別料金 明石海峡大橋、瀬戸大橋など

「思ったより高い」と感じた経験がある方は、大都市近郊区間を通過している可能性があります。首都圏や関西圏の近郊区間は単価が高めに設定されているため、長距離利用の際は出発地付近の料金に要注意です。

Digital display showing Japanese highway toll prices, ETC card reader in car dashboard, spring backg

ETC割引制度を徹底解説

休日割引(30%OFF)

休日割引は、土日祝日にNEXCOの地方部の高速道路を利用した場合、通行料金が30%割引になる制度です。GWのドライブ旅行で最も活用しやすい割引と言えるでしょう。

ただし、GW期間中は注意が必要です。休日割引の対象は「地方部」に限定されており、東京近郊区間や大阪近郊区間などの大都市近郊区間には適用されません。つまり、東京から地方へ向かう場合、出発直後の区間には割引が効かず、郊外に出てから割引が適用される形になります。

休日割引の適用条件を表にまとめました。特に「大都市近郊区間は対象外」という点は見落としがちなので注意してください。

項目 内容
割引率 30%OFF
対象日 土日祝日(2026年GWでは4/29、5/2〜5/6)
対象道路 NEXCO3社の地方部区間
対象外 大都市近郊区間、首都高、阪神高速
対象車種 普通車・軽自動車等(ETC車限定)
併用 深夜割引との併用不可(割引率が高い方を適用)

実際のところ、「休日割引で30%オフになると思って計算したのに、想定より安くならなかった」という声はよく聞かれます。これは大都市近郊区間が対象外であることを知らなかったケースが大半です。出発地や目的地が大都市圏にある場合は、割引後の料金をNEXCOの料金検索サービスで事前に確認しておくことをおすすめします。

深夜割引(30%OFF)

深夜割引は、0:00〜4:00の間に高速道路を走行した場合に適用される30%割引です。曜日を問わず毎日適用されるため、平日の4月30日(木)や5月1日(金)でも使えるのが大きなメリットです。

GWの長距離ドライブでは、この深夜割引を活用する方が非常に多いです。たとえば、前日の夜に出発して深夜帯に高速に乗れば、30%オフの料金で長距離を移動できます。「朝早く出発するよりも、前日の夜に出た方が安い」というのは、よく知られた節約テクニックです。

深夜割引を最大限に活用するには、以下のポイントを押さえておきましょう。

項目 内容
割引率 30%OFF
対象時間 0:00〜4:00
対象日 毎日(平日・休日問わず)
対象道路 NEXCO3社の全区間
適用条件 上記時間帯に高速道路上にいること
対象車種 すべてのETC車

深夜割引の大きな特徴は、「0:00〜4:00の間に高速道路上にいれば、走行全区間に適用される」という点です。つまり、23:00に高速に乗って0:00をまたげば、入口から出口まで全区間が30%オフになります。逆に、3:50に高速に乗って5:00に降りた場合でも、全区間が割引対象です。

ただし、深夜割引と休日割引は併用できません。両方の条件を満たす場合は、割引率が高い方(どちらも30%なので同額)が適用されます。

平日朝夕割引(最大50%還元)

平日朝夕割引は、平日の朝6:00〜9:00または夕方17:00〜20:00にETCゲートを通過した場合に適用される割引です。2026年GWでは、4月30日(木)と5月1日(金)の2日間が対象になります。

この割引は、他の割引とは異なり「即時割引」ではなく「後日還元」方式です。ETCマイレージサービスに登録したクレジットカードで利用すると、翌月20日頃にETCマイレージとして還元されます。還元率は月間の利用回数によって変わり、5回以上で50%、10回以上で最大50%の還元となります。

平日朝夕割引の詳細を表にまとめました。GW期間中で言えば活用できる日が限られますが、4月30日や5月1日に移動する方にはお得な制度です。

項目 内容
還元率 月5〜9回利用:30%還元、月10回以上:50%還元
対象時間 朝6:00〜9:00、夕方17:00〜20:00
対象日 平日のみ(2026年GWでは4/30、5/1)
対象道路 NEXCO3社の地方部区間(100km以内)
登録 ETCマイレージサービスへの事前登録が必要
還元方法 翌月にETCマイレージとして付与

注意点として、平日朝夕割引は地方部区間の100km以内の走行が対象です。100kmを超える長距離利用の場合は適用されません。通勤などで日常的に高速を利用している方がGW平日にも利用する場合は恩恵を受けやすいですが、GW期間だけの利用ではメリットが限定的かもしれません。

GW期間に注意すべき割引の落とし穴

GW期間の高速料金には、いくつか知っておくべき注意点があります。特に「いつもの割引が使えない」ケースがあるため、事前確認が欠かせません。

例年、NEXCO各社はGW期間中の一部割引について変更・停止を行う可能性があります。最新の割引情報は、出発前にNEXCO公式サイトやドラぷらで必ず確認してください。

GW期間中に特に注意すべきポイントを整理しました。

注意点 詳細
休日割引の対象外区間 大都市近郊区間は休日割引の対象外
平日割引は2日間のみ 4/30(木)と5/1(金)だけが平日扱い
ETCマイレージ登録 平日朝夕割引はETCマイレージ登録が必要
ETC2.0割引 圏央道など一部区間でETC2.0車載器なら追加割引あり
料金変更の可能性 NEXCO各社の公式発表を出発前に要確認

高速道路の割引制度についてさらに詳しく知りたい方は、GW高速道路割引2026の記事もご覧ください。割引制度に特化した情報をまとめています。

主要ルート別料金ガイド

東京発の主要ルート料金目安

GWに東京から各地へ車で移動する方のために、主要ルートの料金目安をまとめました。料金はETC普通車の通常料金(割引適用前)の概算です。実際の料金は利用する経路やIC、時間帯によって変わるため、出発前にNEXCOの「ドラぷら」で正確な料金を確認されることをおすすめします。

なお、休日割引(30%OFF)が適用される区間では料金が大幅に下がります。下表の「休日割引適用時(概算)」は地方部区間に割引が適用された場合の目安です。大都市近郊区間分には割引が適用されないため、単純に30%オフにはならない点にご注意ください。

ルート 距離目安 ETC通常料金(概算) 休日割引適用時(概算)
東京→仙台(東北道) 約350km 約8,000〜9,000円 約6,000〜7,000円
東京→名古屋(東名・新東名) 約350km 約7,000〜8,500円 約5,500〜6,500円
東京→大阪(東名・新名神) 約500km 約10,000〜12,000円 約8,000〜9,500円
東京→新潟(関越道) 約330km 約7,000〜8,000円 約5,500〜6,500円
東京→軽井沢(関越道・上信越道) 約160km 約4,000〜5,000円 約3,000〜4,000円

「東京→大阪で往復すると2万円以上かかるのか…」と感じた方も多いかもしれません。確かに高速料金だけでも大きな出費ですが、深夜割引や休日割引を組み合わせれば、往復で数千円の節約が可能です。後述の節約テクニックもぜひ参考にしてください。

大阪発の主要ルート料金目安

大阪から各地へ向かう場合の料金目安もご紹介します。関西圏は阪神高速を利用するケースが多く、阪神高速の通行料金が加算される点に注意が必要です。

大阪からのドライブでは、阪神高速を避けてNEXCO路線のICから直接乗る方法もあります。少し遠回りにはなりますが、料金を抑えたい場合の選択肢として覚えておくとよいでしょう。

ルート 距離目安 ETC通常料金(概算) 休日割引適用時(概算)
大阪→広島(山陽道) 約340km 約7,500〜8,500円 約5,500〜6,500円
大阪→金沢(名神・北陸道) 約280km 約6,500〜7,500円 約5,000〜6,000円
大阪→岡山(山陽道) 約190km 約5,000〜6,000円 約4,000〜4,500円
大阪→名古屋(名神・新名神) 約180km 約4,500〜5,500円 約3,500〜4,500円
大阪→四国(明石海峡大橋経由) 約200km 約6,000〜7,500円 約4,500〜6,000円

四国方面は明石海峡大橋や瀬戸大橋を渡る必要があるため、本四高速の特別料金が加算されます。橋の通行料金は距離の割に高めなので、事前にルートごとの料金を比較しておくのがおすすめです。

渋滞を避けたい場合のルート選びについては、関西の渋滞予測の記事も参考になります。

Japanese highway service area parking lot with many cars, families shopping, spring flowers

SA・PA活用で快適&お得なドライブ

サービスエリア・パーキングエリアの基本

長距離ドライブの強い味方がサービスエリア(SA)とパーキングエリア(PA)です。GW期間中はSA・PAも大変混雑しますが、うまく活用すればドライブの疲労軽減だけでなく、旅の楽しみのひとつにもなります。

近年のSA・PAは、単なる休憩施設から「ドライブの目的地」へと進化しています。地元の名産品を使ったグルメ、限定スイーツ、お土産ショップなど、立ち寄るだけでも楽しめる施設が増えています。「SAのグルメが楽しみで高速を使う」という方も珍しくありません。

GW期間中のSA・PA利用で知っておきたいポイントを整理しました。

ポイント 内容
混雑ピーク 11:00〜14:00が最も混雑、朝早めの利用がおすすめ
駐車場 大型SA以外は満車になりやすい。手前のPAで休憩する手も
フードコート 混雑時は30分以上待つことも。弁当持参も検討を
ガソリン SA・PAのGSは割高。出発前に満タンにしておくのが鉄則
EV充電 充電スポットは数が限られ、GW中は待ち時間が長くなりがち
トイレ休憩 2時間に1回は休憩を。疲労運転の防止が最優先

おすすめSA・PAの選び方

SA・PAは場所によって規模も設備も大きく異なります。GW期間中は小規模なPAは駐車場がすぐに満車になるため、事前にルート上のSA・PAをチェックしておくことをおすすめします。

特に東名高速の海老名SA、東北道の佐野SA、関越道の三芳PAなどの人気施設は、GW中は非常に混雑します。これらの施設は「到着直前で混雑状況を確認し、混んでいたら次のPA・SAまで進む」という判断も必要になるでしょう。

ルート上のSA・PAを選ぶ際に参考にしたい比較ポイントをまとめました。

選び方のポイント 大型SA 中規模SA PA
フードコート 充実(複数店舗) あり なし or 軽食のみ
お土産ショップ 充実 あり なし or 小規模
駐車場の広さ 大型〜超大型 中型 小型
GW混雑度 非常に混む 混む 比較的空いている
ガソリンスタンド あり ある場合も なし

穴場のPAを上手に活用すると、快適な休憩が取れます。大型SAの手前にある小規模PAは比較的空いていることが多いため、「とりあえずトイレと休憩だけ」という場合は狙い目です。

高速料金の節約テクニック7選

GWの高速料金を少しでも安くするためのテクニックを7つご紹介します。すべてを実践する必要はありませんが、自分のドライブスタイルに合った方法を組み合わせることで、大きな節約効果が期待できます。

テクニック1:深夜割引を最大活用する

前述のとおり、深夜割引は0:00〜4:00に高速道路上にいれば全区間30%オフになる強力な割引です。GWの下り渋滞ピークを避けつつ料金も節約できるため、一石二鳥の方法と言えるでしょう。

具体的には、前日の23:00頃に出発し、0:00をまたいで走行する方法がおすすめです。高速に乗る前にSA・PAで時間調整するのは、0:00以前に高速を降りてしまうリスクがあるため注意が必要です。IC付近の一般道で時間を調整してから高速に乗る方が確実です。

「深夜の運転は眠くなるのが心配」という声もあります。安全を第一に考え、仮眠をしっかり取ってから出発することが重要です。同乗者がいれば交代で運転する計画を立てておくとよいでしょう。

テクニック2:ETC2.0割載器を活用する

ETC2.0対応の車載器を利用すると、圏央道など一部区間で追加割引が受けられます。圏央道は都心の首都高を経由せずに各高速道路をつなぐルートとして、GW中に活用する方も多い路線です。

ETC2.0割引は、圏央道の料金を通常のETC割引よりもさらにお得にする制度です。首都圏を通過して地方へ向かう際に、圏央道経由にすることで料金メリットが得られる場合があります。

テクニック3:ETCマイレージサービスに登録する

ETCマイレージサービスに無料登録すると、通行料金に応じてポイントが貯まり、貯まったポイントを通行料金の支払いに充てることができます。登録しておくだけで自動的にポイントが加算されるため、登録していない方は出発前に手続きしておきましょう。

ETCマイレージの還元率は道路事業者によって異なります。

道路事業者 ポイントの付き方 還元額
NEXCO3社・本四高速 10円につき1ポイント 1,000ポイント→500円、3,000ポイント→2,500円、5,000ポイント→5,000円
阪神高速 100円につき3ポイント+α 100ポイント→100円
首都高速 同上 同上

特にNEXCO系は5,000ポイントまとめて交換すると等価還元になるため、長距離を利用する方ほどお得になる仕組みです。GWのドライブだけでなく、年間を通じて高速を利用する方は必ず登録しておきたいサービスです。

テクニック4:出発日を平日にずらす

GW期間中の4月30日(木)と5月1日(金)は平日扱いです。この2日間は渋滞も比較的少なく、快適にドライブできる可能性が高まります。有給休暇が取得できる方は、あえて平日出発を検討してみてはいかがでしょうか。

平日は休日割引が適用されませんが、深夜割引(0:00〜4:00)は使えます。また、渋滞が少ない分、SA・PAも空いており、ガソリン代の節約(渋滞での燃費悪化を回避)にもつながります。

テクニック5:ルートを工夫する

同じ目的地でも、ルートの選び方で料金が変わることがあります。たとえば、東京から名古屋へ向かう場合、東名高速と新東名高速では料金が若干異なる場合があります。また、中央道経由という選択肢もあり、渋滞状況と料金の両方を考慮してルートを選ぶことが大切です。

NAVITIMEやYahoo!カーナビなどのアプリでは、ルートごとの料金比較ができます。出発前に複数ルートの料金を比較し、最もコストパフォーマンスの高いルートを選びましょう。

テクニック6:乗り降りICを工夫する

高速道路の料金は、乗車ICと降車ICの区間で計算されます。目的地の最寄りICのひとつ手前で降りて一般道を走ることで、数百円の節約になる場合があります。特に大都市近郊区間の料金が高い区間では、一般道を併用する効果が大きくなります。

ただし、GW期間中は一般道も混雑するため、時間と料金のバランスを考える必要があります。「数百円節約するために1時間余計にかかった」では本末転倒です。時間に余裕がある場合に検討してみてください。

テクニック7:同乗者でガソリン代をシェアする

高速料金に加えて、ガソリン代もドライブ旅行の大きなコストです。同乗者と費用を折半するだけで、一人あたりの負担は大幅に減ります。4人で乗り合わせれば、高速料金もガソリン代も4分の1です。

レンタカーでの旅行を検討している方は、GWレンタカーの記事も参考にしてください。車種選びや早期予約のコツなどをまとめています。

Early morning Japanese highway drive, sunrise view from car windshield, toll booth in distance, mini

料金シミュレーションの活用法

NEXCO公式「ドラぷら」の使い方

高速料金を正確に知りたいなら、NEXCO東日本が運営する「ドラぷら」が最も信頼できる情報源です。出発ICと到着ICを入力するだけで、通常料金とETC料金、各種割引適用後の料金が一覧表示されます。

ドラぷらを使う際のコツを表にまとめました。出発前に必ずチェックしておくことをおすすめします。

機能 使い方 ポイント
料金検索 出発IC・到着ICを入力 経由ICの指定も可能
ルート比較 複数ルートを同時表示 料金と所要時間を比較できる
割引表示 ETC割引後の料金を自動計算 曜日・時間帯による違いが分かる
渋滞予測 渋滞予測カレンダーも確認可能 料金と渋滞の両方をチェック

スマートフォンアプリの活用

ドライブ中にリアルタイムで料金やルートを確認するには、スマートフォンアプリが便利です。出発前の計画段階ではドラぷらで比較し、ドライブ中はナビアプリでリアルタイム情報を確認するという使い分けがおすすめです。

高速道路の料金確認に役立つ主なアプリをご紹介します。

アプリ名 特徴
Yahoo!カーナビ 無料、リアルタイム渋滞情報と料金表示
NAVITIME ルート比較、料金比較が充実
iHighway NEXCO公式、交通情報に特化
Google マップ 無料、ルート検索は便利だが料金表示は参考程度

高速道路の渋滞をリアルタイムで確認する方法については、GW高速道路渋滞予測の記事で詳しく解説しています。

高速道路以外の移動手段とのコスト比較

車 vs 新幹線 vs 飛行機

「本当に車が一番安いの?」という疑問を持つ方も多いでしょう。GWの移動手段は車だけではありません。新幹線や飛行機と比較して、トータルコストでどちらがお得かを検討してみましょう。

車での移動は「人数が多いほどお得」という特徴があります。高速料金とガソリン代は何人乗っても同じなので、4人で移動すれば一人あたりのコストは新幹線の半額以下になることも珍しくありません。一方、1〜2人での移動なら新幹線の方がコストパフォーマンスが良い場合もあります。

東京→大阪間を例に、移動手段別のコスト比較をしてみましょう。車のガソリン代は燃費15km/Lとして算出した概算です。

移動手段 片道料金(1人) 2人計 4人計 所要時間
車(高速+ガソリン) 約7,000〜8,000円(1人時) 約7,000〜8,000円(割り勘) 約4,000〜5,000円(割り勘) 約5〜7時間
新幹線(のぞみ指定席) 約14,000円 約28,000円 約56,000円 約2.5時間
飛行機(GW時期) 約15,000〜30,000円 約30,000〜60,000円 約60,000〜120,000円 約1.5時間(空港移動含む)
高速バス 約4,000〜8,000円 約8,000〜16,000円 約16,000〜32,000円 約7〜9時間

この比較を見ると、3〜4人での車移動が最もコストパフォーマンスに優れていることが分かります。ただし、車の場合は渋滞による時間ロスやドライバーの疲労も考慮する必要があります。「お金は安いけど、渋滞で疲れ果てた」では楽しい旅行になりません。

新幹線でのGW移動を検討している方は、GW新幹線混雑予測もあわせてご確認ください。

高速バスという選択肢

コスト重視なら高速バスも有力な選択肢です。GW期間中は料金が上がる傾向がありますが、それでも新幹線や飛行機に比べれば格安です。夜行バスなら宿泊費も節約でき、到着後すぐに行動を開始できるメリットもあります。

旅行全体の費用を抑えたい方は、GW旅行を安くする方法の記事もぜひ参考にしてください。

まとめ

2026年GWの高速料金について、割引制度から節約テクニックまで幅広く解説しました。最後に、この記事のポイントを整理しておきます。

ポイント 内容
GW期間の料金区分 4/30(木)と5/1(金)は平日扱い、それ以外は休日扱い
休日割引 地方部区間で30%OFF、大都市近郊区間は対象外
深夜割引 0:00〜4:00に走行で全区間30%OFF、曜日不問
最大の節約術 深夜出発+休日割引+複数人乗車の組み合わせ
料金確認 ドラぷらで事前にルート別料金をシミュレーション
SA・PA 混雑を避けるなら午前中の早い時間帯がおすすめ

高速料金は「知っているかどうか」で大きく差がつく分野です。割引制度を理解し、出発日や時間帯を工夫するだけで、往復で数千円の節約が可能になります。浮いたお金で旅先のグルメやお土産を楽しめると考えれば、事前の情報収集は十分に価値があるのではないでしょうか。

GW全体の過ごし方を検討中の方は、GW何する?GW過ごし方ランキングもぜひチェックしてみてください。素敵なゴールデンウィークをお過ごしください。

よくある質問(FAQ)

Q. GW期間中、高速道路の休日割引は全区間で使えますか?

休日割引はNEXCO3社が管理する地方部の高速道路に適用されますが、大都市近郊区間(首都圏、大阪圏など)は対象外です。そのため、東京や大阪の近郊区間を含むルートでは、全区間で30%オフにはなりません。正確な割引後料金はNEXCOの「ドラぷら」で確認するのが確実です。

Q. 深夜割引と休日割引は併用できますか?

深夜割引と休日割引の併用はできません。両方の条件を満たす場合、割引率が高い方(どちらも30%の場合は同額)が自動的に適用されます。ただし、深夜割引は大都市近郊区間にも適用されるため、近郊区間を含むルートでは深夜割引の方がお得になるケースもあります。

Q. ETCなしの現金支払いで割引は受けられますか?

ETC割引はETCカードとETC車載器の両方が必要です。料金所で現金やクレジットカードで支払う場合は、休日割引・深夜割引ともに適用されません。GWに高速道路を利用する予定がある方は、出発前にETCカードの有効期限確認とETC車載器の動作確認を行っておきましょう。

Q. GW中の4月30日と5月1日は平日割引が使えますか?

はい、4月30日(木)と5月1日(金)は平日扱いのため、平日朝夕割引の対象になります。ただし、平日朝夕割引はETCマイレージサービスへの事前登録が必要で、地方部区間100km以内の利用が条件です。また、還元率は月間の利用回数によって変動するため、GW期間のみの利用ではメリットが限定的な場合もあります。

Q. 料金を節約するために最もおすすめの方法は何ですか?

最も効果が大きいのは「深夜割引の活用」と「複数人での乗り合い」の組み合わせです。0:00以降に高速に乗れば全区間30%オフになり、さらに4人で乗り合わせれば一人あたりの負担は4分の1になります。加えて、渋滞を避けられるため燃費も良くなり、時間の節約にもつながります。