ゴールデンウィーク(GW)に九州旅行を計画しているけど、どこも混雑していそう…と心配していませんか?九州には、由布院や阿蘇といった定番観光地以外にも、GWでも比較的空いている魅力的な穴場スポットがたくさんあります。

この記事では、2026年GWに九州で混雑を避けて楽しめる穴場スポットを15カ所厳選してご紹介します。まずは2026年GWカレンダーで連休日程を確認しておきましょう。2026年は4月29日(水)昭和の日から5月6日(水)振替休日まで、最大8連休が可能です。

九州穴場スポットを選ぶポイント

九州は広大なエリアに観光スポットが点在しています。福岡から鹿児島まで、北から南へ約300km以上の距離があり、エリアによって気候も文化も異なります。GW期間中は由布院・阿蘇・高千穂といった定番スポットに観光客が集中するため、これらを避けてプランを立てることで、混雑知らずの旅が実現できます。

穴場の特徴

GWでも混雑しにくい九州の穴場には、共通する特徴があります。定番観光地から距離があり、公共交通機関でのアクセスが不便な場所ほど、観光客は少なくなります。また、SNS映えするような派手なスポットではなく、地元の人に愛される静かな場所を選ぶのがポイントです。

特徴 具体例
主要観光地から離れている 由布院・阿蘇から車で1時間以上
公共交通が不便 車でしかアクセスできない
メディア露出が少ない ガイドブックに載りにくい
地元民に愛される 観光客より地元の人が多い

混雑を避けるコツ

GW期間中でも、時間帯や曜日を工夫すれば混雑を軽減できます。特に2026年は4月30日(木)と5月1日(金)が平日のため、この2日間を含めた旅程を組めば、週末や祝日に比べて大幅に空いています。また、人気スポットは早朝か夕方に訪れることで、日帰り客が少ない時間帯を狙えます。

対策 効果
早朝に到着 駐車場確保と人の少ない時間帯を狙う
GW前半を狙う 後半より人出が少ない傾向
平日を含める 4月30日(木)・5月1日(金)は狙い目
夕方以降に訪問 日帰り客が帰った後の静かな時間

福岡県の穴場スポット

九州の玄関口・福岡県にも、意外と知られていない穴場があります。福岡市内は博多祇園山笠や屋台で有名ですが、少し足を延ばせば美しい海岸線や棚田、風情ある城下町に出会えます。福岡空港からのアクセスが良いため、九州旅行の最初か最後に立ち寄るのもおすすめです。

1. 糸島(福岡市西部〜糸島市)

おしゃれなカフェやビーチで人気の糸島ですが、奥糸島エリアは比較的空いています。

糸島半島の西側にある「芥屋の大門(けやのおおと)」は、玄界灘の荒波が作り出した巨大な洞窟で、国の天然記念物に指定されています。遊覧船で洞窟内部に入ることができ、神秘的な体験ができます。また、「白糸の滝」は落差約24mの美しい滝で、夏には流しそうめんも楽しめます。

項目 詳細
おすすめスポット 芥屋の大門、白糸の滝、桜井二見ヶ浦
アクセス 福岡市内から車で約40分〜1時間
混雑度 ★★☆☆☆

2. 朝倉・うきは(福岡県南部)

フルーツの里として知られるエリアで、棚田や古い街並みが残る静かな地域です。

うきは市の「つづら棚田」は日本棚田百選に選ばれた美しい棚田で、GW時期は田植え前の水を張った棚田が鏡のように空を映し出します。朝倉市の「秋月」は城下町の風情が残る街で、「筑前の小京都」と呼ばれています。GWの時期は新緑が美しく、のんびりと散策を楽しめます。

項目 詳細
おすすめスポット つづら棚田、秋月城下町、原鶴温泉
アクセス 福岡市内から車で約1時間
混雑度 ★★☆☆☆

3. 柳川(福岡県南部)

川下りで有名な柳川ですが、GWの早朝や夕方は比較的空いています。

柳川は約400年前に築かれた城下町で、今も網の目のように張り巡らされた掘割(水路)が残っています。どんこ舟に乗って水路を巡る「川下り」は、船頭さんの唄を聴きながらのんびりと約70分の船旅を楽しめます。名物のうなぎのせいろ蒸しも外せません。

項目 詳細
おすすめスポット 川下り、御花、うなぎグルメ
アクセス 西鉄柳川駅から徒歩圏内
混雑度 ★★★☆☆(早朝・夕方は空き)
Beautiful Japanese countryside in Kyushu, green rice terraces and mountains, peaceful spring scenery

大分県の穴場スポット

温泉県として知られる大分には、由布院・別府以外にも魅力的な温泉地があります。源泉数・湧出量ともに日本一を誇る大分は、エリアごとに異なる泉質の温泉が楽しめます。また、国東半島の山岳仏教文化や臼杵の石仏群など、歴史・文化スポットも見逃せません。

4. 長湯温泉(竹田市)

「日本一の炭酸泉」として知られる温泉地で、由布院のような混雑はありません。

長湯温泉は、高濃度の炭酸泉が湧く全国的にも珍しい温泉地です。炭酸ガスが溶け込んだぬるめのお湯に浸かると、肌に気泡がびっしりと付き、血行促進効果が期待できます。「ラムネ温泉館」では、32℃のぬるい炭酸泉と42℃の普通のお湯を交互に楽しめます。

項目 詳細
泉質 炭酸水素塩泉(高濃度炭酸泉)
おすすめ施設 ラムネ温泉館、御前湯
アクセス 大分市内から車で約1時間
混雑度 ★★☆☆☆

5. 臼杵(うすき)(臼杵市)

国宝の石仏群と醤油の街として知られる、静かな城下町です。

臼杵石仏は平安時代後期から鎌倉時代にかけて彫られた石仏群で、61体が国宝に指定されています。山の斜面に70体以上の石仏が並ぶ光景は圧巻。城下町の街並みも風情があり、味噌・醤油蔵の見学や、ふぐ料理(臼杵はふぐの産地)も楽しめます。

項目 詳細
おすすめスポット 臼杵石仏、二王座歴史の道、ふぐ料理
アクセス JR臼杵駅からバス約20分
混雑度 ★★☆☆☆

6. 国東半島(国東市・豊後高田市)

独特の山岳仏教文化が残る半島で、パワースポット巡りができます。

国東半島は、奈良時代から山岳仏教「六郷満山」が栄えた地域で、今も多くの寺院や石仏が残っています。「両子寺」の仁王像は苔むした姿が美しく、新緑の季節は特におすすめ。「富貴寺」は九州最古の木造建築で、国宝に指定されています。

項目 詳細
おすすめスポット 両子寺、富貴寺、熊野磨崖仏
アクセス 大分空港から車で約30分〜1時間
混雑度 ★☆☆☆☆

熊本県の穴場スポット

阿蘇山だけでなく、熊本には魅力的な穴場が点在しています。世界最大級のカルデラを持つ阿蘇は確かに壮大ですが、GW期間中は渋滞と混雑が避けられません。一方、天草の美しい海や人吉の城下町、菊池渓谷の新緑は、阿蘇に負けない魅力がありながらも比較的空いています。

7. 天草(天草市・上天草市)

キリシタン文化と美しい海が魅力の島々で、GWは海の透明度が高い季節です。

天草は大小120以上の島々からなる諸島で、世界文化遺産「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」の構成資産もあります。イルカウォッチングは一年中楽しめますが、GWは海が穏やかで最適なシーズン。新鮮な海の幸も魅力で、特に車エビや伊勢海老が絶品です。

項目 詳細
おすすめスポット 崎津教会、イルカウォッチング、海鮮グルメ
アクセス 熊本市内から車で約2時間
混雑度 ★★☆☆☆

8. 人吉(人吉市)

球磨川沿いの城下町で、「九州の小京都」と呼ばれる風情ある街です。

人吉は相良氏が700年にわたって治めた城下町で、武家屋敷や古い街並みが残っています。球磨焼酎の蔵元が28軒も集中しており、蔵元巡りや利き酒体験が楽しめます。球磨川でのラフティングや、人吉温泉での湯巡りもおすすめです。

項目 詳細
おすすめスポット 人吉城跡、球磨焼酎蔵巡り、人吉温泉
アクセス 熊本市内から車で約1時間30分
混雑度 ★★☆☆☆

9. 菊池渓谷(菊池市)

阿蘇外輪山の北西部に位置する渓谷で、「日本名水百選」に選ばれています。

菊池渓谷は、原生林に囲まれた約1,193haの広大な渓谷です。GWの時期は新緑が芽吹き始め、透明度の高い渓流と若葉のコントラストが美しい季節。遊歩道が整備されており、約2kmの散策コースで森林浴を楽しめます。夏場は避暑地として人気ですが、GWは比較的空いています。

項目 詳細
おすすめ 新緑の渓谷散策、マイナスイオン浴
アクセス 熊本市内から車で約1時間
混雑度 ★★☆☆☆
Traditional Japanese hot spring town in Kyushu, steam rising from streets, quiet atmosphere

宮崎県の穴場スポット

南国ムード漂う宮崎にも、知られざる穴場があります。年間を通じて温暖な気候で、GWの時期は新緑と青い海のコントラストが美しい季節です。高千穂峡は人気スポットですが、時間帯を工夫すれば混雑を避けられます。日南海岸のドライブや西都原古墳群は、観光客が分散するため比較的ゆったり楽しめます。

10. 高千穂峡(西臼杵郡高千穂町)

人気スポットですが、早朝なら混雑を避けてボート体験ができます。

高千穂峡は阿蘇山の火山活動で生まれた渓谷で、高さ約80〜100mの断崖が約7km続きます。真名井の滝を間近で見られるボート体験は大人気ですが、GW期間中は数時間待ちになることも。早朝8時30分の受付開始直後を狙うか、前日に整理券を入手するのがコツです。

項目 詳細
おすすめ ボート体験(早朝)、真名井の滝、高千穂神社
アクセス 熊本市内から車で約2時間
混雑度 ★★★★☆(早朝は★★☆☆☆)

11. 日南海岸(日南市・串間市)

青い海と亜熱帯植物が織りなす、南国ムードあふれる海岸線です。

日南海岸は宮崎市から都井岬まで約100km続く海岸線で、「鬼の洗濯板」と呼ばれる奇岩や、亜熱帯植物が茂る青島など見どころが点在。都井岬では野生馬「御崎馬」が草原を歩く姿を見られます。ドライブルートとして人気ですが、スポットが点在しているため混雑は分散されます。

項目 詳細
おすすめスポット 青島、鵜戸神宮、都井岬
アクセス 宮崎市内から車で約30分〜1時間30分
混雑度 ★★☆☆☆

12. 西都原古墳群(西都市)

300基以上の古墳が点在する、日本最大級の古墳群です。

西都原古墳群は、3世紀後半から7世紀にかけて造られた古墳が約300基も残る特別史跡です。GWの時期は、古墳の周りに広がる菜の花畑が見頃を過ぎ、新緑に包まれた静かな景観が楽しめます。古墳を眺めながらのサイクリングもおすすめ。隣接する「西都原考古博物館」で歴史を学ぶこともできます。

項目 詳細
おすすめ 古墳散策、サイクリング、考古博物館
アクセス 宮崎市内から車で約30分
混雑度 ★☆☆☆☆

長崎県の穴場スポット

異国情緒あふれる長崎にも、観光客が少ない穴場があります。長崎市内やハウステンボスはGW期間中に混雑しますが、平戸や五島列島などの離島・半島エリアは観光客が少なく、歴史ある教会群や美しい海を静かに楽しめます。キリシタン文化と貿易港の歴史が残る独特の雰囲気は、長崎ならではの魅力です。

13. 平戸(平戸市)

日本初の西洋貿易港として栄えた歴史ある島で、教会と寺院が共存する独特の景観が魅力です。

平戸は、戦国時代から江戸時代初期にかけてポルトガル・オランダとの貿易で栄えた港町です。「寺院と教会の見える風景」は、石畳の坂道の先に寺院と教会が並ぶ平戸を象徴する景観。平戸城からは平戸瀬戸を一望でき、新鮮な海の幸(特にヒラメ)も絶品です。

項目 詳細
おすすめスポット 平戸城、寺院と教会の見える風景、平戸牛・ヒラメ
アクセス 佐世保市内から車で約1時間
混雑度 ★★☆☆☆
Scenic Japanese coastal view with cliffs and blue ocean, Kyushu landscape, sunny day

鹿児島県の穴場スポット

桜島や指宿だけでなく、鹿児島には魅力的な穴場が点在しています。鹿児島市内から少し足を延ばせば、霧島連山の雄大な自然や、江戸時代の面影を残す武家屋敷群に出会えます。温泉も豊富で、霧島温泉郷では硫黄泉や炭酸泉など多彩な泉質を楽しめます。

14. 霧島神宮周辺(霧島市)

霧島神宮は人気スポットですが、周辺の穴場と組み合わせれば混雑を分散できます。

霧島神宮は天孫降臨の神話で知られるパワースポットですが、周辺には「丸尾滝」「霧島温泉郷」などの穴場が点在。丸尾滝は温泉水が流れ落ちる珍しい滝で、湯けむりが立ち上る幻想的な光景が見られます。霧島温泉郷では、硫黄泉や炭酸泉など多彩な泉質の温泉を楽しめます。

項目 詳細
おすすめスポット 霧島神宮、丸尾滝、霧島温泉郷
アクセス 鹿児島空港から車で約30分
混雑度 ★★☆☆☆(神宮周辺以外)

15. 出水(いずみ)(出水市)

ツルの越冬地として有名ですが、GWは武家屋敷群の散策がおすすめです。

出水市は冬にツルが飛来することで知られていますが、GWの時期は「出水麓武家屋敷群」の新緑が美しい季節です。約400年前の武家屋敷が150戸以上も残り、国の重要伝統的建造物群保存地区に指定されています。石垣と生け垣に囲まれた武家屋敷の街並みは、タイムスリップしたような気分に。

項目 詳細
おすすめスポット 出水麓武家屋敷群、出水市ツル博物館
アクセス 出水駅から車で約10分
混雑度 ★☆☆☆☆

モデルコース

九州穴場を巡るモデルコースをご紹介します。GWは渋滞を考慮して、余裕を持ったスケジュールを組むのがポイントです。レンタカーを利用すれば、公共交通機関では行きにくい穴場にもアクセスしやすくなります。宿泊地は温泉地を選ぶと、観光と温泉の両方を効率よく楽しめます。

大分穴場巡り(1泊2日)

大分空港を起点に、国東半島から臼杵、長湯温泉を巡るコースです。山岳仏教の聖地と炭酸泉という、大分ならではの魅力を凝縮した1泊2日の旅。初日は歴史・文化スポットを巡り、2日目は温泉でゆっくりと過ごすプランです。

日程 時間 スポット
1日目 10:00 大分空港着
11:00 国東半島(両子寺・富貴寺)
14:00 臼杵石仏見学
16:00 臼杵城下町散策、ふぐ料理
18:00 長湯温泉泊
2日目 9:00 ラムネ温泉館で朝風呂
11:00 原尻の滝
13:00 竹田城下町でランチ
15:00 大分空港へ

熊本・宮崎穴場巡り(2泊3日)

熊本空港から宮崎空港へ抜ける、渓谷と神話の地を巡る2泊3日コースです。菊池渓谷の新緑、人吉の城下町情緒、高千穂の神秘的な渓谷、そして日南海岸の南国ドライブと、九州の多彩な魅力を堪能できます。移動距離は長めですが、各スポットでゆっくり過ごせるよう余裕を持たせています。

日程 時間 スポット
1日目 10:00 熊本空港着
12:00 菊池渓谷散策
15:00 人吉へ移動、球磨焼酎蔵巡り
18:00 人吉温泉泊
2日目 9:00 高千穂峡(早朝ボート)
13:00 高千穂神社、天岩戸神社
16:00 宮崎市内へ移動
18:00 宮崎市内泊
3日目 9:00 西都原古墳群
12:00 日南海岸ドライブ
15:00 宮崎空港へ

よくある質問(FAQ)

Q. 九州旅行は車とレンタカーどちらがおすすめですか?

九州の穴場スポットは公共交通機関でのアクセスが不便な場所が多いため、レンタカーがおすすめです。福岡空港、大分空港、熊本空港、宮崎空港、鹿児島空港など主要空港でレンタカーを借りられます。GW期間中はレンタカーも混み合うため、早めの予約をおすすめします。

Q. 子連れにおすすめの九州穴場はどこですか?

糸島(海遊び・カフェ)、天草(イルカウォッチング)、菊池渓谷(渓流散策)が子連れファミリーにおすすめです。自然の中で遊べるスポットは、子どもも飽きずに楽しめます。子連れ旅行のスポット探しは子連れでも安心!GW穴場スポット15選も参考にしてください。

Q. 温泉好きにおすすめの穴場は?

長湯温泉(高濃度炭酸泉)、人吉温泉(城下町の湯巡り)、霧島温泉郷(多彩な泉質)がおすすめです。由布院や別府ほど混雑せず、ゆっくりと温泉を楽しめます。全国の温泉スポットはGW温泉旅行おすすめもご覧ください。

Q. GW期間中の九州は混雑しますか?

由布院、阿蘇、高千穂峡などの定番スポットはGW期間中に混雑します。一方、この記事で紹介した穴場スポットは比較的空いています。人気スポットを訪れる場合は、早朝や夕方など時間帯をずらすことで混雑を避けられます。

まとめ

2026年GWに九州で楽しめる穴場スポットをまとめます。九州は各県に個性豊かな穴場が点在しており、定番スポットを避けるだけで混雑知らずの旅が実現できます。温泉、歴史文化、自然、グルメなど、自分の興味に合わせてスポットを選んでみてください。

おすすめ穴場 特徴
福岡 糸島(奥)、朝倉・うきは 自然・棚田・城下町
大分 長湯温泉、臼杵、国東半島 温泉・石仏・寺院
熊本 天草、人吉、菊池渓谷 海・城下町・渓谷
宮崎 日南海岸、西都原古墳群 海・古墳・自然
長崎 平戸 歴史・教会・グルメ
鹿児島 霧島周辺、出水 温泉・武家屋敷

定番スポットを外して、知られざる九州の魅力を発見する旅に出かけてみませんか?

九州全体の観光情報はGW九州旅行ガイド、全国の穴場スポットを探している方はGW穴場スポット厳選もあわせてご覧ください。