箱根は東京から約1時間半でアクセスできる、日本屈指の温泉リゾートです。2026年ゴールデンウィークは、新緑に彩られた箱根で温泉と絶景を満喫してみませんか。

大涌谷の迫力ある火山活動、芦ノ湖に映る逆さ富士、パワースポットとして人気の箱根神社、そして多彩な泉質を誇る温泉地。箱根には見どころがぎっしり詰まっています。さらに美術館や博物館も充実しており、雨の日でも楽しめるのが箱根の大きな魅力です。

この記事では、2026年GWの箱根観光を徹底ガイドします。定番スポットから穴場、温泉情報、グルメ、そして混雑を回避するコツまで、箱根旅行に必要な情報をすべてお届けします。まずはGW2026カレンダーで連休日程を確認しておきましょう。

2026年GWカレンダーと箱根旅行

2026年のゴールデンウィークは、4月29日(水)の昭和の日から5月6日(水)の振替休日まで続きます。4月30日(木)と5月1日(金)に有給休暇を取得すれば、なんと8連休が実現可能です。

この長期休暇を活かして、箱根でゆっくり過ごす旅行を計画してみてはいかがでしょうか。日帰りでも十分楽しめますが、せっかくの連休なら1泊2日で温泉宿に泊まり、箱根の魅力を存分に味わうことをおすすめします。

日付 曜日 祝日・備考
4月29日 昭和の日
4月30日 平日
5月1日 平日
5月2日 土曜日
5月3日 憲法記念日
5月4日 みどりの日
5月5日 こどもの日
5月6日 振替休日

GW期間中の箱根は、1年で最も賑わう時期のひとつです。特に5月2日(土)から5月5日(火)にかけては混雑のピークとなります。混雑を避けたい方は、4月29日(水)単独、または4月30日(木)・5月1日(金)の平日を狙うのがおすすめです。

箱根へのドライブを検討している方は、GW高速道路渋滞予測もあわせてチェックしておきましょう。

箱根の魅力とGW時期の見どころ

箱根が多くの観光客を惹きつける理由は、その多彩な魅力にあります。温泉だけでなく、自然、歴史、アート、グルメと、あらゆる楽しみ方ができるのが箱根の強みです。

GW時期の箱根は、まさに新緑のベストシーズンです。冬の寒さが和らぎ、山々は鮮やかな緑に包まれます。芦ノ湖周辺のツツジや、仙石原のシバザクラが見頃を迎えるのもこの時期です。

箱根の魅力 詳細
温泉 17の温泉場、多彩な泉質を楽しめる
自然 新緑、ツツジ、芦ノ湖の絶景
歴史 箱根関所、旧東海道の石畳
アート 世界的に有名な美術館が集結
グルメ 黒たまご、湯葉、寄木細工スイーツ
アクセス 新宿から約85分の好立地

箱根は標高差が大きいため、エリアによって気温が異なります。芦ノ湖周辺は箱根湯本より5度ほど低いことも。GW時期でも朝晩は肌寒くなることがあるため、羽織れるものを持参すると安心です。

実際に箱根を訪れたリピーターの方は「何度来ても新しい発見がある。温泉宿も美術館も飲食店も選択肢が多いから、毎回違うプランで楽しめる」と語っています。

定番スポット4選

箱根観光で外せない定番スポットを4つご紹介します。初めて箱根を訪れる方は、まずこれらのスポットを押さえておくとよいでしょう。

1. 大涌谷(おおわくだに)

大涌谷は約3,000年前の箱根火山の爆発によって生まれた火山活動の名残を間近で体感できるスポットです。白煙がもうもうと立ち上る迫力ある光景は、まさに「地球が生きている」ことを実感させてくれます。

ロープウェイを降りると、独特の硫黄の匂いが漂います。荒涼とした大地と立ち上る噴煙のコントラストは、他では見られない絶景です。晴れた日には、大涌谷から雄大な富士山を望むこともできます。

大涌谷名物といえば「黒たまご」です。地熱と火山ガスの化学反応で殻が真っ黒になった温泉卵で、1個食べると7年寿命が延びるという言い伝えがあります。5個入り500円で販売されており、その場で熱々をいただくのがおすすめです。

大涌谷の基本情報 詳細
アクセス 箱根ロープウェイ「大涌谷駅」下車すぐ
営業時間 9:00〜17:00(季節により変動)
所要時間 約1時間
入場料 無料(ロープウェイ代は別途)
GW混雑度 ★★★★★(非常に混雑)

ただし、火山ガスの影響で立入規制がかかることがあります。心臓や呼吸器に疾患のある方、妊婦の方は訪問を控えることをおすすめします。最新の立入状況は箱根町観光協会の公式サイトで確認してください。

2. 芦ノ湖(あしのこ)

芦ノ湖は箱根のシンボルともいえる景勝地です。約3,000年前の噴火でできたカルデラ湖で、湖畔からは天気の良い日に逆さ富士を眺めることができます。GW時期は新緑が湖面に映り込み、一年で最も美しい季節のひとつです。

芦ノ湖観光の定番は、箱根海賊船でのクルージングです。桃源台港、箱根町港、元箱根港を結ぶ遊覧船で、約30〜40分の船旅を楽しめます。船上からは箱根神社の湖上鳥居や、周囲の山々の絶景を一望できます。

海賊船は3種類あり、それぞれデザインが異なります。「ロワイヤルII」「ビクトリー」「クイーン芦ノ湖」の3隻が運航しており、どの船に乗るかも楽しみのひとつです。特に「ロワイヤルII」は2019年にリニューアルされ、より快適な船旅が楽しめます。

芦ノ湖・海賊船の基本情報 詳細
運航時間 9:30〜17:00頃(季節により変動)
運賃(片道) 大人1,200円、小人600円
箱根フリーパス 乗り放題に含まれる
所要時間 約30〜40分(航路による)
GW混雑度 ★★★★☆(混雑するが乗船は可能)

芦ノ湖周辺には、遊覧船乗り場近くにレストランやお土産店が並んでいます。湖畔をのんびり散策しながら、箱根の自然を満喫してみてください。

3. 箱根神社

箱根神社は、芦ノ湖のほとりに鎮座するパワースポットです。757年に創建された歴史ある神社で、古くから源頼朝や徳川家康など、多くの武将に信仰されてきました。

箱根神社の最大の見どころは、芦ノ湖に浮かぶように立つ「平和の鳥居」です。この朱色の鳥居は、SNSでも人気のフォトスポット。湖と鳥居、そして背景の山々が織りなす景色は、まさに日本の美そのものです。

本殿へは89段の石段を登ります。杉の巨木が立ち並ぶ参道は厳かな雰囲気で、歩くだけで心が洗われるようです。本殿でお参りを済ませたら、御朱印をいただくのもおすすめです。

箱根神社の基本情報 詳細
アクセス 元箱根港から徒歩約10分
参拝時間 境内自由(御朱印受付 8:15〜17:00)
拝観料 無料
所要時間 約30分〜1時間
GW混雑度 ★★★★☆(午前中は比較的空いている)

隣接する九頭龍神社新宮も縁結びのパワースポットとして人気があります。時間に余裕があれば、あわせてお参りしてみてください。

4. 箱根関所

箱根関所は、江戸時代に設けられた重要な関所を忠実に復元した施設です。当時の「入り鉄砲に出女」(江戸への武器の持ち込みと、大名の妻女の脱出を防ぐ)という厳しい取り締まりの様子を、リアルな人形や資料で学ぶことができます。

関所建物だけでなく、遠見番所からは芦ノ湖と周囲の山々を見渡す絶景が広がります。江戸時代の旅人が見たであろう景色を想像しながら眺めると、タイムスリップしたような気分になれます。

資料館では、通行手形や関所の仕組みについて詳しく展示されています。子どもの歴史学習にも最適なスポットです。GW期間中は特別イベントが開催されることもあるので、公式サイトをチェックしておきましょう。

箱根関所の基本情報 詳細
アクセス 箱根町港から徒歩約5分
営業時間 9:00〜17:00(12〜2月は16:30まで)
入館料 大人500円、小人250円
所要時間 約30分〜1時間
GW混雑度 ★★★☆☆(比較的空いている)

箱根関所は定番スポットの中では比較的空いていることが多く、GW期間中でもゆっくり見学できます。歴史好きな方には特におすすめのスポットです。

美術館・ミュージアム3選

箱根には世界的に有名な美術館が集まっています。GW期間中、天候が崩れた日や、人混みを避けたい方には美術館巡りがおすすめです。

1. 彫刻の森美術館

彫刻の森美術館は、1969年に開館した日本初の野外美術館です。約7万平方メートルの広大な敷地に、ロダン、ヘンリー・ムーア、ピカソなど世界的な芸術家の作品約120点が展示されています。

屋外彫刻と箱根の自然が融合した景観は、他の美術館では味わえない開放感があります。GW時期は新緑の中を散策しながらアートを楽しめる、ベストシーズンといえるでしょう。

館内にはピカソ館があり、約300点のピカソ作品を所蔵しています。陶芸、油絵、版画など、ピカソの多彩な才能を一度に鑑賞できる貴重なコレクションです。

子ども連れにも人気なのが「ネットの森」です。手編みのネットの中で遊べる体験型アート作品で、子どもたちが走り回って楽しめます。ファミリーでの訪問にもぴったりのスポットです。

彫刻の森美術館の基本情報 詳細
アクセス 箱根登山鉄道「彫刻の森駅」徒歩2分
営業時間 9:00〜17:00
入館料 大人1,600円、大学・高校生1,200円、中学・小学生800円
所要時間 約2〜3時間
GW混雑度 ★★★★☆(混雑するが広いため分散)

敷地内には足湯もあり、歩き疲れた足を癒やすことができます。カフェやレストランも充実しているので、半日かけてゆっくり楽しむのがおすすめです。

2. 箱根ガラスの森美術館

箱根ガラスの森美術館は、ヴェネチアングラスの専門美術館です。15〜19世紀のヴェネチアングラス約100点と、現代のガラス作品を展示しています。

美術館の庭園には、約16万粒のクリスタルガラスで作られた「光の回廊」があります。太陽の光を受けてキラキラと輝く様子は、まさに圧巻。GW時期は新緑との共演で、より一層美しい光景が楽しめます。

館内のカフェでは、本場イタリア人歌手によるカンツォーネの生演奏を聴きながらお茶を楽しめます。ヴェネチアの雰囲気を感じながら、優雅なひとときを過ごしてみてはいかがでしょうか。

ガラス工房では、サンドブラストやフュージングなどのガラス工芸体験もできます。世界にひとつだけのオリジナル作品を作る体験は、旅の思い出になること間違いありません。

箱根ガラスの森美術館の基本情報 詳細
アクセス 箱根登山バス「俵石・箱根ガラスの森前」下車すぐ
営業時間 10:00〜17:30(入館17:00まで)
入館料 大人1,800円、大学・高校生1,300円、小中学生600円
所要時間 約1.5〜2時間
GW混雑度 ★★★☆☆(比較的空いている)

ミュージアムショップでは、ヴェネチアングラスのアクセサリーや食器を購入できます。お土産にもおすすめです。

3. ポーラ美術館

ポーラ美術館は、箱根の森の中に佇むモダンな美術館です。印象派を中心とするフランス絵画、日本の洋画、化粧道具など約10,000点のコレクションを誇ります。

モネ、ルノワール、セザンヌ、ゴッホなど、印象派の巨匠たちの作品を間近で鑑賞できるのが最大の魅力です。特にモネの睡蓮シリーズは必見で、本場フランスに行かずとも一流の印象派作品に触れることができます。

美術館自体も見どころです。自然光を取り入れたガラス張りの建築は、建築家・日建設計の作品。美術館と周囲の自然が見事に調和しており、建物そのものがアート作品のようです。

森の遊歩道では、約1kmの散策路を歩きながら自然とアートを同時に楽しめます。GW時期は新緑が美しく、森林浴を兼ねた美術鑑賞が楽しめます。

ポーラ美術館の基本情報 詳細
アクセス 強羅駅から施設めぐりバスで約13分
営業時間 9:00〜17:00(入館16:30まで)
入館料 大人1,800円、大学・高校生1,300円、中学生以下無料
所要時間 約2〜3時間
GW混雑度 ★★★☆☆(比較的空いている)

館内のレストランでは、地元の食材を使った料理を楽しめます。アート鑑賞の後のランチにぴったりです。

箱根には他にも岡田美術館、箱根美術館、成川美術館など、多彩な美術館があります。雨の日プランとしてもおすすめなので、GW2026天気予報もあわせてチェックしておくと安心です。

箱根温泉エリアガイド

箱根には17の温泉場があり、それぞれ泉質や雰囲気が異なります。自分好みの温泉を見つけるために、主要エリアの特徴を押さえておきましょう。温泉旅行の詳細はGW温泉ガイドもご参照ください。

箱根湯本温泉

箱根湯本は、箱根の玄関口に位置する温泉街です。箱根で最も歴史が古く、駅前に温泉宿や飲食店、土産物店が並ぶ賑やかなエリアです。

新宿から小田急ロマンスカーで直結しているため、アクセス抜群。日帰り温泉施設も充実しており、「箱根湯本だけ」の気軽な旅行にも最適です。

泉質はアルカリ性単純温泉が中心で、肌に優しく、美肌の湯として知られています。駅周辺には20軒以上の日帰り温泉施設があり、予約なしでふらっと立ち寄れるのも魅力です。

箱根湯本温泉の特徴 詳細
泉質 アルカリ性単純温泉
アクセス 新宿から小田急ロマンスカーで約85分
特徴 箱根の玄関口、日帰り温泉充実
雰囲気 賑やか、観光客が多い
おすすめポイント アクセス良好、飲食・買い物が便利

駅前の商店街「湯本駅前通り」には、温泉まんじゅうや干物、寄木細工など箱根土産が揃っています。温泉と買い物を両方楽しみたい方におすすめのエリアです。

強羅温泉

強羅温泉は、箱根登山鉄道の終点・強羅駅周辺に広がる温泉地です。大正時代に別荘地として開発された歴史があり、上品で落ち着いた雰囲気が特徴です。

泉質は多彩で、単純温泉、硫黄泉、塩化物泉など、宿によって異なる泉質を楽しめます。一説には「強羅の湯は五色」といわれ、5種類の泉質があるとされています。

強羅公園は必見スポットです。フランス式庭園で、春にはツツジやバラが美しく咲き誇ります。GW時期は新緑と花々の競演が楽しめます。

強羅温泉の特徴 詳細
泉質 単純温泉、硫黄泉、塩化物泉など多彩
アクセス 箱根湯本から箱根登山鉄道で約40分
特徴 落ち着いた雰囲気、高級旅館多数
雰囲気 上品、静か
おすすめポイント 多彩な泉質、美術館へのアクセス良好

強羅周辺には彫刻の森美術館やポーラ美術館があり、温泉とアートを組み合わせた旅行が楽しめます。

仙石原温泉

仙石原温泉は、箱根の中でも標高の高いエリアに位置する温泉地です。ススキの草原で有名ですが、GW時期は青々とした若葉のススキが美しい季節です。

泉質は硫黄泉が中心で、白濁したにごり湯が特徴です。硫黄の香りがする本格的な温泉を楽しみたい方におすすめです。

仙石原には高級旅館が点在しており、静かな環境でゆっくり過ごしたい方に人気があります。箱根ガラスの森美術館や星の王子さまミュージアムなど、観光スポットも充実しています。

仙石原温泉の特徴 詳細
泉質 硫黄泉(にごり湯)
アクセス 強羅駅から箱根登山バスで約20分
特徴 ススキの草原、静かな環境
雰囲気 静寂、自然豊か
おすすめポイント にごり湯、高級旅館、美術館

GW時期の仙石原は、朝晩の気温差が大きいことがあります。温泉で体を温めてから、ゆっくり休むのがおすすめです。

芦ノ湖温泉・元箱根温泉

芦ノ湖周辺には、芦ノ湖温泉と元箱根温泉があります。湖畔の絶景を眺めながら温泉に浸かれる宿が多く、ロケーション重視の方におすすめです。

箱根神社や箱根関所にも近く、観光の拠点としても便利な立地です。海賊船乗り場も徒歩圏内にあり、芦ノ湖クルーズと温泉を組み合わせた旅行プランが組みやすいエリアです。

泉質は単純温泉が中心で、無色透明のさらりとした湯が特徴です。肌に優しく、子どもからお年寄りまで安心して入浴できます。

芦ノ湖・元箱根温泉の特徴 詳細
泉質 単純温泉
アクセス 箱根湯本からバスで約40分
特徴 湖畔の絶景、観光に便利
雰囲気 開放的、観光地らしい賑わい
おすすめポイント 芦ノ湖ビュー、箱根神社・関所に近い

湖畔の宿では、露天風呂から芦ノ湖を眺められることも。夕日に染まる湖面を見ながらの入浴は、最高の贅沢です。

箱根グルメ

箱根観光で外せないのが、地元ならではのグルメです。ここでは、箱根を代表する3つのグルメをご紹介します。

黒たまご

黒たまごは、大涌谷名物の温泉卵です。約80度の温泉池で60分、続いて約100度の蒸気で15分蒸すことで、殻が真っ黒に変色します。見た目のインパクトとは裏腹に、中身は普通のゆで卵と同じ白と黄色です。

「1個食べると7年寿命が延びる」という言い伝えがあり、大涌谷を訪れたら必ず食べたい名物です。5個入り500円で販売されており、大涌谷駅周辺の売店で購入できます。

殻を剥いてその場で食べるのが王道スタイル。塩が付いているので、お好みでふりかけていただきます。硫黄の香りと絶景をバックに食べる黒たまごは、箱根旅行の思い出になること間違いありません。

黒たまごの基本情報 詳細
販売場所 大涌谷くろたまご館、玉子茶屋など
価格 5個入り500円
販売時間 9:00〜16:20頃(売り切れ次第終了)
注意点 大涌谷立入規制時は販売休止

GW期間中は黒たまごも人気で、午後には売り切れることもあります。確実に購入したい方は、午前中の早い時間帯に訪れることをおすすめします。

湯葉料理

箱根では、豆腐や湯葉を使った料理が名物です。箱根山の清らかな水と、温泉地ならではの蒸し料理の文化が融合して、独自の湯葉料理が発展しました。

湯葉料理を提供するお店は箱根湯本や強羅に多く、刺身湯葉、湯葉鍋、湯葉あんかけなど、さまざまな調理法で楽しめます。懐石料理のコースに組み込まれていることも多く、温泉旅館の夕食で味わえることも。

特におすすめなのが「生湯葉」です。できたての生湯葉は、とろけるような食感と大豆の甘みが絶品。醤油や塩でシンプルにいただくと、素材の味を存分に楽しめます。

箱根湯本駅前には、湯葉料理の専門店や豆腐店が軒を連ねています。食べ歩きで湯葉コロッケや豆腐アイスを楽しむのもおすすめです。

寄木細工とスイーツ

寄木細工は、箱根の伝統工芸品です。色の異なる木材を組み合わせて幾何学模様を作り出す技法で、江戸時代から続く歴史があります。

お土産として人気の寄木細工ですが、最近は寄木細工をモチーフにしたスイーツも登場しています。寄木模様のバウムクーヘンや、寄木柄のチョコレートなど、見た目にも楽しいお菓子が揃っています。

箱根湯本の商店街には、寄木細工の専門店やお土産店が並んでいます。職人の実演を見学できるお店もあり、伝統工芸の技に触れることができます。

箱根の寄木細工スポット 詳細
畑宿寄木会館 寄木細工の歴史と制作工程を学べる
金指ウッドクラフト 寄木細工体験ができる
箱根湯本商店街 多数の土産店で購入可能

寄木細工の「秘密箱」は、特定の手順でしか開かない仕掛け箱です。お土産としても人気で、4回、7回、12回などさまざまな開け方のバリエーションがあります。

箱根フリーパス活用術

箱根観光をお得に楽しむなら、「箱根フリーパス」がおすすめです。箱根エリアの交通機関が乗り放題になる便利なチケットで、多くの観光施設で割引も受けられます。

箱根フリーパスには、新宿発と小田原発の2種類があります。新宿から出発する場合は、ロマンスカーの特急料金(約1,110円)が別途必要ですが、それでもお得になるケースがほとんどです。

箱根フリーパス 2日間 3日間
新宿発(大人) 7,100円 7,400円
新宿発(小人) 1,100円 1,250円
小田原発(大人) 5,000円 5,400円
小田原発(小人) 1,000円 1,150円

フリーパスで乗り放題になる交通機関は以下の通りです。箱根観光の主要なルートをすべてカバーしているので、フリーパス1枚で箱根を巡ることができます。

乗り放題の交通機関 区間
小田急線 新宿〜小田原(往復)
箱根登山電車 小田原〜強羅
箱根登山ケーブルカー 強羅〜早雲山
箱根ロープウェイ 早雲山〜桃源台
箱根海賊船 桃源台〜箱根町・元箱根
箱根登山バス 指定区間

さらに、約50の観光施設で入館料の割引や特典を受けられます。彫刻の森美術館、箱根ガラスの森美術館、箱根関所など、主要スポットで割引が適用されるので、フリーパスのメリットは大きいです。

フリーパスの購入は、小田急線各駅の窓口、自動券売機、または小田急トラベルのウェブサイトで可能です。GW期間中は窓口が混雑するため、事前にウェブで購入しておくとスムーズです。

実際に利用した方の声を聞くと、「最初は高く感じたけど、ロープウェイと海賊船に乗ったらすぐに元が取れた。乗り換えのたびに切符を買う手間もなくて快適だった」とのこと。箱根をしっかり観光するなら、フリーパスは必須アイテムといえるでしょう。

GW混雑回避のコツ

GW期間中の箱根は、1年で最も混雑する時期です。しかし、いくつかのコツを押さえれば、混雑を大幅に回避することができます。

ロープウェイの混雑対策

箱根ロープウェイは、大涌谷へのアクセス手段として人気ですが、GW期間中は長蛇の列ができることも。ピーク時は1〜2時間待ちになることもあるため、対策が必要です。

最も効果的な対策は「早朝に乗車すること」です。箱根ロープウェイの始発は9:00ですが、開始直後なら比較的スムーズに乗車できます。9:00には駅に到着しているくらいの気持ちで計画を立てましょう。

逆に避けたいのは、10:00〜14:00の時間帯です。この時間帯は最も混雑し、長時間の待ち時間が発生しやすくなります。

時間帯 混雑度 おすすめ度
9:00〜10:00 ★★☆☆☆ おすすめ
10:00〜12:00 ★★★★★ 避けたい
12:00〜14:00 ★★★★★ 避けたい
14:00〜16:00 ★★★★☆ やや混雑
16:00以降 ★★★☆☆ 比較的空き

また、ロープウェイを使わずに大涌谷へ行く方法もあります。箱根登山バス「大涌谷」停留所から徒歩でアクセスすることも可能です。ただし、バスも混雑することがあるため、時間に余裕を持って計画しましょう。

海賊船の混雑対策

芦ノ湖の箱根海賊船も、GW期間中は混雑します。特に桃源台港発の便は、ロープウェイから乗り継ぐ観光客で混み合います。

混雑を避けるなら、元箱根港または箱根町港から乗船するのがおすすめです。こちらの乗り場は桃源台港に比べて空いていることが多く、比較的スムーズに乗船できます。

また、海賊船は20〜30分間隔で運航しているため、1本見送って次の便に乗るのも有効な方法です。デッキで絶景を楽しみたい場合は、少し待っても空いている便を狙いましょう。

乗船場 混雑度 おすすめポイント
桃源台港 ★★★★★ ロープウェイからの乗り継ぎに便利
元箱根港 ★★★☆☆ 箱根神社に近い
箱根町港 ★★★☆☆ 箱根関所に近い

平日狙いのすすめ

2026年GWは、4月30日(木)と5月1日(金)が平日です。この2日間に有給休暇を取得できる方は、ぜひ平日の箱根観光を検討してください。

平日と土日祝日では、混雑度が全く異なります。同じ箱根でも、平日なら人気スポットもゆっくり楽しめます。ロープウェイや海賊船の待ち時間も大幅に短縮されます。

また、平日なら温泉旅館の予約も取りやすく、料金も比較的リーズナブルです。GWの混雑を避けつつ、お得に箱根を楽しみたいなら、平日狙いが最適解といえるでしょう。

日帰りで箱根を楽しむなら、GW日帰り旅行ガイドも参考にしてみてください。

アクセス情報

箱根へのアクセスは、電車と車の2つの方法があります。それぞれのメリット・デメリットを把握して、自分に合った方法を選びましょう。

小田急ロマンスカーでのアクセス

箱根への定番アクセスは、新宿から小田急ロマンスカーで箱根湯本へ向かうルートです。乗り換えなしで約85分と、快適にアクセスできます。

ロマンスカーは全席指定席です。GW期間中は満席になることも多いため、事前予約が必須です。小田急の予約サイト「e-Romancecar」や窓口で、乗車日の1ヶ月前から予約できます。

ロマンスカーには複数の車種があり、それぞれ特徴が異なります。展望席のある「GSE」は人気が高く、早めの予約をおすすめします。

ロマンスカー情報 詳細
所要時間 新宿〜箱根湯本 約85分
運賃 乗車券1,270円+特急料金1,110円
予約 1ヶ月前から予約可能
車種 GSE、VSE、MSE、EXEαなど
展望席 GSEにあり(人気のため早めの予約を)

箱根フリーパスを持っている場合は、乗車券部分が含まれているため、追加で必要なのは特急料金のみです。

車でのアクセス

車でのアクセスは、東名高速道路「厚木IC」または「御殿場IC」から小田原厚木道路を経由するルートが一般的です。東京都心から約1.5〜2時間で到着します。

GW期間中は、高速道路の渋滞が最大のネックです。特に下り方面は5月2日(土)〜3日(日)、上り方面は5月5日(火)〜6日(水)が渋滞のピークとなります。渋滞情報はGW高速道路渋滞予測で詳しく解説しています。

渋滞を避けるなら、早朝出発がおすすめです。7時前に出発すれば、渋滞に巻き込まれる確率を大幅に下げられます。

車でのアクセス 詳細
ルート 東名高速「厚木IC」→小田原厚木道路
所要時間 東京都心から約1.5〜2時間(渋滞なしの場合)
駐車場 箱根湯本周辺に有料駐車場多数
注意点 GW期間中は渋滞必至、早朝出発推奨

箱根エリア内は、狭い山道や急カーブが多いため、運転には注意が必要です。また、GW期間中は観光客の車で道路が混雑するため、時間に余裕を持った行動を心がけましょう。

関東の穴場スポットを巡りたい方は、GW関東穴場スポットもチェックしてみてください。

1泊2日モデルコース

箱根を満喫する1泊2日のモデルコースをご紹介します。このコースは、箱根の定番スポットを効率よく巡りながら、温泉もしっかり楽しめるプランです。

1日目:箱根湯本〜強羅〜大涌谷〜芦ノ湖

朝は早めに出発し、渋滞や混雑を避けます。午前中にロープウェイで大涌谷へ向かい、午後は芦ノ湖でクルージングと箱根神社を楽しみます。

時間 スポット 内容
8:30 新宿駅発 小田急ロマンスカー乗車
10:00 箱根湯本着 箱根登山電車に乗り換え
10:40 強羅着 ケーブルカー・ロープウェイに乗車
11:30 大涌谷 黒たまご、絶景を楽しむ(約1時間)
12:30 桃源台 ロープウェイで移動、海賊船乗船
13:00 元箱根港 下船、昼食
14:30 箱根神社 参拝、平和の鳥居で記念撮影
15:30 箱根関所 江戸時代の歴史を学ぶ
16:30 宿泊先へ チェックイン、温泉でリラックス

1日目のポイントは、午前中にロープウェイに乗ることです。混雑が激しくなる前に大涌谷を訪れることで、待ち時間を最小限に抑えられます。

宿泊は強羅、仙石原、芦ノ湖周辺など、お好みのエリアを選んでください。GW期間中は予約が取りにくいため、早めの予約をおすすめします。

2日目:美術館巡り〜箱根湯本

2日目は美術館をメインに巡ります。彫刻の森美術館で屋外アートを楽しんだ後、箱根湯本でお土産を買って帰路につきます。

時間 スポット 内容
9:00 チェックアウト 宿を出発
9:30 彫刻の森美術館 野外彫刻を鑑賞(約2時間)
11:30 強羅公園 季節の花々を観賞(約30分)
12:30 強羅周辺 昼食
14:00 箱根湯本 商店街でお土産購入、日帰り温泉
16:30 箱根湯本発 小田急ロマンスカーで帰路
18:00 新宿着 お疲れ様でした

2日目は帰りの渋滞・混雑を避けるため、16時台のロマンスカーを予約しておくのがおすすめです。GW終盤は特に上り電車が混雑するため、早めの帰宅を心がけましょう。

時間に余裕があれば、ポーラ美術館や箱根ガラスの森美術館を追加しても良いでしょう。ただし、詰め込みすぎると疲れてしまうので、無理のないプランを立ててください。

FAQ

Q. GW期間中の箱根の混雑はどの程度ですか?

GW期間中の箱根は、1年で最も混雑する時期のひとつです。特に5月2日(土)〜5月5日(火)は混雑のピークとなり、ロープウェイや海賊船では1〜2時間待ちになることもあります。混雑を避けたい場合は、4月30日(木)や5月1日(金)の平日、または早朝の時間帯を狙うのがおすすめです。

Q. 箱根フリーパスは元が取れますか?

箱根フリーパスは、ロープウェイと海賊船に乗るだけで元が取れることが多いです。新宿発2日間パス(7,100円)の場合、通常の交通費だけで8,000円以上かかることも。さらに美術館などの入場料割引も受けられるため、箱根をしっかり観光するなら間違いなくお得です。

Q. 日帰りで箱根を楽しむことは可能ですか?

可能です。新宿から箱根湯本まで約85分とアクセスが良いため、日帰り観光に適しています。ただし、GW期間中は混雑が予想されるため、行きたいスポットを絞って計画的に行動することをおすすめします。大涌谷と芦ノ湖を巡るコース、または箱根湯本で温泉と買い物を楽しむコースが日帰りに向いています。

Q. GW期間中でも予約なしで温泉に入れますか?

はい、日帰り温泉施設なら予約なしで入浴できます。箱根湯本駅周辺には20軒以上の日帰り温泉施設があり、多くは予約不要です。ただし、GW期間中は人気施設は混み合うため、ピーク時間(14:00〜16:00頃)を避けるのがおすすめです。温泉旅館に宿泊する場合は、早めの予約が必須です。

Q. 子連れで箱根旅行を楽しむコツはありますか?

子連れには彫刻の森美術館がおすすめです。「ネットの森」など体験型のアート作品があり、子どもが飽きずに楽しめます。また、海賊船クルーズは子どもに人気のアクティビティです。移動はベビーカーを使う場合、箱根登山電車やロープウェイは問題なく利用できますが、石畳の参道などは歩きにくい場所もあるため、抱っこひもも持参すると安心です。

まとめ

2026年GWの箱根観光について、定番スポットから温泉情報、混雑回避のコツまで詳しく解説してきました。最後に、この記事のポイントをまとめます。

ポイント 内容
GW日程 4月29日(水)〜5月6日(水)、最大8連休
定番スポット 大涌谷、芦ノ湖、箱根神社、箱根関所
美術館 彫刻の森美術館、箱根ガラスの森美術館、ポーラ美術館
温泉エリア 箱根湯本、強羅、仙石原、芦ノ湖周辺
交通 箱根フリーパスがお得(2日間5,000円〜)
混雑回避 早朝行動、平日(4/30・5/1)狙いが効果的

箱根は何度訪れても新しい発見がある、奥深い観光地です。温泉でゆっくり癒やされたい方、アートを楽しみたい方、絶景を堪能したい方、どんな目的でも満足できるスポットが揃っています。

GW期間中は混雑しますが、この記事で紹介したコツを活用すれば、快適に箱根を楽しむことができます。ぜひ素敵な箱根旅行を計画してください。

箱根以外のGW旅行先をお探しの方は、GW関東穴場スポットGW日帰り旅行ガイドもあわせてご覧ください。